翌日。
私はどれくらい寝てしまったのか。
「ん…うー…。」
「いつまで寝てんだ、早く起きろ。」
るうが淹れてくれているコーヒーがいい香りで。
朝の訪れっぽいと思った。
朝食も準備してくれているのか、その香りも私を目覚めさせる要因になる。
「…あれ、るう!?風邪はっ!?」
「治った。」
「うそ!寝てなきゃダメだよ!朝ご飯は大丈夫だから横になってて!」
「……。」
すると、素直にるうは手を止める。
未だにベッドの上にいる私に近付き、るうはニコリと笑った。
「残念。これは昼飯だ。」
「ひ…ひる?」
「それで?俺言ったよな?飯は食えって。」
「た、食べてたよ。キッチンちゃんと見た!?」
しっかり使った形跡は残したはずだ。
私、その辺ぬかりないんだから。
「わざとらしく散らかしてたけど、それで俺を騙せるって?本気で思ったわけか?」
「っ!?」
え、騙せないの!?
「だから渋々飯の支度してんだろうが!だからさっさと起きろ!!!」
私は素直にるうに従いました。
逆らっちゃいけない。
逆らっても勝てる気がしない!!!

