それでもそんな私の異変にるうは気付く。
るうが無理矢理動こうとしているのを感じて、私はパッとるうから離れる。
「っ私はいいから…ちゃんと、寝てて。」
それでも納得出来なさそうなるう。
「そうそう、ちゃんと寝ててね。」
振り返ると食糧やその他の荷物を抱えたレンが帰って来ていた。
起き上がろうとしているるうに寝ててと促す。
「身体はどう?」
「治った。」
レンはるうの額に人差し指を当てる。
「熱まだまだ高いね。頭痛は?」
「痛みは分からん。とにかくリンを…」
「姫は大丈夫だから。他に辛いとこある?」
レンが先生っぽい。
医術師だから当然と言えば当然なんだけど。
「リン…」
「ご、ごめん。」
るうはやっぱり全然しんどそうで。
レンが症状を聞き出そうにも、るうはどうしても私が気になって仕方がないようなので。
私は一旦部屋から出ることにした。
「るうお願いね?」
「君は?」
「…ちょっと頭冷やしてくる。」
私はそう言って、行く宛もなく部屋を出た。

