目覚めるまで、るうの近くにいたい。
「じゃあ二人で看病しようか。」
「ちゃんと手伝うから何でも言って!」
こうして二人でるうの看病を始めた。
とは言っても、レンがテキパキと対応してくれるので私は殆ど何も出来ずでした。
夜も更けて、すっかり真っ暗になってもるうは起きない。
心配が止まない私はずっとるうの手を握ることしか出来ない。
「…。(るう。)」
そんな私を、ただ見つめているレン。
「姫、ちょっと待っててね。」
「うん。」
レンは部屋を出て行って。
私は再びるうが起きないか、しっかり様子を見ています。
「…リン。」
「…へ?」
目は閉じているけど、るうが私の名前を呼んだ。
寝言?
それにしては、やけにハッキリ聞こえた。
「っ!?」
私が握っていたはずの手をるうが握り返してくるので、思わず驚く。
そのまま私の手を引き寄せる。
目の前にるうの顔がいっぱいで。
そして瞼も開いたるうと、目が合った。
まだ何も考えられていない内に、私の唇はるうに塞がれてしまう。

