レンはすぐに戻ってきてくれて。
とりあえず、意識が戻ったら薬を飲ませようということになった。
私はずっと、るうの手を離せずにいる。
「姫、大丈夫?」
「…うん。ちょっと落ち着いた…かも。」
「よかった。」
「びっくりさせてごめんね。」
私が謝ると、レンは困ったように笑った。
「あんなに慌ててる君を見たの初めてだったし。心臓止まるかと思ったよ。」
「うっ…ごめん。」
「大事じゃなくて本当によかった。」
ご心配おかけしてすみません!!!
「で、どうしようか?」
「なにが?」
「とりあえず起きたらざっと症状聞きたいと思うんだけど。」
「呼びに行ったらいい?」
けど、夜遅くだと申し訳ないな。
だからって、るうを朝まで我慢させるのも可哀想だし…。
「じゃあ俺がここに残るよ。姫は俺の部屋で休んでていいよ?」
「私もここにいる。」

