私は借りた傘をきちんと返して。
部屋に戻り、ちゃんと着替えました。
…はぁー、寒かった!!!
私は一人、温かい部屋でるうを待ってるんだけど。
待てども待てども、るうが来ない。
「どうしたんだろう?」
そう心配の声を漏らした時、ようやくドアが開いた。
「あ、るう。大丈夫?」
「……。」
きちんと着替え終えたるうが帰ってきました。
けど、るうは無言で。
重そうな足取りで、私の側まで来た。
「ただいま…リ、ン。」
「っ!?」
そのまま、るうは私の方へ倒れ込んだ。
触れた肌から伝わる体温が、もう異常に熱いことだけはすぐに理解できた。
「る、るう!?」
「……。」
「大丈夫っ!?」
「……。」
呼び掛けても、返事はなく。
閉ざされた瞳。
私はとてつもない恐怖に駆られる。
この光景がまるで、二年前のハルの時みたいで。

