まずレンは何をしにここに来たんだろう。
てか、るうはいつ帰ってくるの!?
「…アキトの声が外まで聞こえたから様子見に来ただけだよ。もう戻るから、そんなに怯えないで?」
「そ、そっか…って、別に怯えてません!」
そう言うと、レンは笑っていた。
「それならよかった。君に嫌われるのは何より辛いからね。」
「…嫌わないけど。」
嫌いな人を守るために戦なんてしない。
こんなに必死に考えたりしない。
「私が勝手に、過剰になってるだけ…だから。気にしないで!ほっといてくれて大丈夫!」
「…もう君を気にしないのも、ほっとくのも無理だけど。でも避けられるのも嫌だから、俺も気を付けるね。」
是非そうしていただけると助かります!!!
けどさっき言ってた、ここに来た理由は本当だったようで、これから中庭に行く予定だというレンは部屋を出ようとドアへ向かう。
「あ、そうだ。明日からすごい雨みたいだから、薬草気を付けてあげてね。」
「教えてくれてありがとう。じゃあまたね。」
レンはそう言って中庭へ行ってしまった。

