まずレンは何をしにここに来たんだろう。
てか、るうはいつ帰って来るの!?
「アキトの声が外まで聞こえたから様子見に来ただけだよ。もう戻るから、そんなに怯えないでね。」
「そ、そっか…って、別に怯えてません!」
そう言うと、レンは笑っていた。
「それならよかった。君に嫌われるのは何より辛いからね。」
「…嫌わないけど。」
嫌いな人を守るために戦なんてしない。
こんなに必死に考えたりしない。
「私が勝手に…過剰になってるだけ、だから。気にしないで!ほっといてくれて大丈夫!」
「君を気にしないのも、ほっとくのも無理だけど。でも避けられるのも嫌だから俺も気を付けるね。」
是非そうしていただけると助かります!!!
さっき言ってたここに来た理由は本当だったようで、これから中庭に行く予定だと言うレンは部屋を出ようとドアへ向かう。
「あ、そうだ。明日から大雨みたいだから、薬草気を付けてあげてね。」
「教えてくれてありがとう。」
レンはそう言って中庭へ行ってしまった。

