そんな想いを馳せていた私。
しかしやっぱり肌寒いため、一旦部屋に戻ろうと思いました。
「…アキト…将軍?」
「リン!!!会えて良かった!!!」
アキトが私の部屋の前に立っていた。
私が敬称を付けたのは、アキトの隣に知らない人がいたから。
…会えてよかったって、なんだ?
「あ、軍師様ですか?」
アキトの隣にいる人。
昨日レンが教えてくれた軍師さんだ。良く見たらやっぱりあの美少年だ。
誰が通るかも分からない廊下で話したくないもので、とりあえず二人をまだ片付けも出来ていない部屋の中へ招き入れる。
「散らかっててすみません。」
「アキト軍、軍師のトキです。」
「私もお会いしたいと思っておりました。お越しいただけて光栄です。」
あー片付けなきゃ。
るうが戻る前にご飯食べた形跡だけでも作らなきゃ。
やっぱり、さっき少しでも片付けて行けばよかったかなー。
「リ、リン。」
「はい?」
「トキにリンから聞いた策を伝えたんだが、どうしても納得いかねえ…って。」
「…そうですよね。」
だってアキト軍に頼んだ策なんて、今のところ戦には参加せず本陣から動くなってことくらいだもんね。
普通の軍師なら疑問もあるだろう。

