ヨーク将軍との打合せを終え、私は再び部屋に戻ってきた。


そのまま一人で基盤の前に座る。



策はほとんど練り終えた。


るうが帰ってきたら、そろそろ話しておかないと。






エリクにどこまで通用するか。


どこで気付かれるか。




私は思い悩むが、もううだうだ考えても始まらない。




最後の憂いを払拭するため、私は屋上へと足を運んだ。


私の第一希望の曇りのち雨の天候を探りたい。





屋上には相変わらず人っこ一人いない。今のところサボっている兵にも出くわしていない。



みんな真面目に働いてるのかな???