一先ず衣装を返すべく、控え室に行き自分の服に着替えるのかと思いきや。
「姫様、お風呂の準備が出来ていますので、ゆっくり疲れをお取りください。」
「え…ありがとうございます。」
そんなサービスあったの!?
るういないからすごく助かると私はるんるんで準備してもらったお風呂に入る。
部屋のお風呂とはまた全然違う。
なんかお洒落にお花浮いてるし、何より広い!!!
本当にお姫様になった気分です。
姫ですが。
「ああー。癒されるー。」
お風呂から上がった後も、メイドさんたちが髪を乾かしてくれたり新しい着替えを準備してくれたりと至れり尽くせり。
最高じゃん!!!
「それでは、私は部屋に戻りますね。」
一通り終わったように感じたので、私は早く休みたい気持ちが先走りメイドさんたちに声を掛けた。
「またまた、姫様ったら。大丈夫です!私がお送りしますね!」
「…はい?」
部屋に送ってくれるというメイドさんに案内され、辿り着いたのは自室ではなかった。

