(一)この世界ごと愛したい





そんな他愛もない話をしていると。


るうが帰ってきて。




「王妃、アル。そろそろ時間なんで送って行きます…って。」




るうは私の部屋の有り様を見て、私を睨む。




「ごめんごめん。散らかしちゃったのはちゃんと自分で片付けますー。」


「違え。お前俺がいない間飯食ったか?」


「……あ。」



るうがキッチンだけ綺麗な様子を見て気付いた。


私もそこで初めて気付きました。




「…お菓子は食べてたかな?」


「お前は俺がいねえと飯も食わねえのか!?」


「い、忙しくて…?」


「言い訳すんな。」



さっきとは打って変わり、今度は私がるうにガミガミ怒られる。



さらに…。




「まあ。この国は私の可愛い愛娘に、給仕の一つもしてくださらないってこと?」




ママが綺麗な顔を引き攣らせている。



お怒りの方が増えてます!!!