そりゃ腹立たしいよ。
こんなとこに連れて来ちゃダメだって怒りたいよ。
…けど、たった数日だけ。
るうに会わなかったから、その姿を見ただけで安心感に包まれたのも事実だった。
「許さない。」
「ごめんって。」
「やだ。」
「……。」
るうを責めると、ママが私を諌める。
「リン、ルイを怒らないで。私がルイに頼んだの。愛する娘の誕生日を祝いたいのと、晴れ姿が見たいって。」
「…それでもだめ。」
「そんなこと言うならルイ連れて帰っちゃうけど?」
「っ!?」
ママは悪戯っ子のように笑って私を見る。
いや、るうが望むならもちろん、それは仕方ないんだけど!!!
「…それもだめ。」
「よかったわね、ルイ。許してもらえて。」
ママには本当に敵わない!!!
もうこれ以上怒れないし責められないし、私は諦めてるうに向き直る。
「おかえり、るう。」
「…ただいま。」

