もう疲れた!!!
もう無理!!!
貼り付けていた笑顔ももう出来ない!!!
それくらい何回も何回もレンと共に歩いては挨拶。歩いては挨拶を繰り返させられ。もう周囲を警戒する余裕もないほど疲弊している私。
「…大丈夫?」
「無理。もう出来ない。」
「…じゃあ、ちょっとごめんね。」
こんな大勢人がいる前で、レンが突然私を抱き上げた。
それには周りも仰天。私も仰天。
「れっ…!?」
「少し早いけど、衣装替えしてもらってまた改めよ。」
だからって!!!
私に歩かせてほしい!!!
周りの歓声やら喝采やら、もう恥ずかしすぎて穴があったら入りたい!!!

