綺麗な夜空が私の目の前にあって。 私だけを見つめてくれている。 「俺は…叶うならずっと、君と一緒にいたいと思ってる。」 そんな綺麗な瞳で、言わないで。 私は、その願いを叶えてあげられない。 「…レン。」 「そんな顔しないで。」 私はどんな顔をしていたんだろう。 レンはただ、私を優しく見つめるだけ。 「…叶わないことは分かってる。」 そう言ったレンの顔が、あまりにも儚くて。 諦めたように呟く声が、あまりにも苦しそうで。 「…ごめんね。」 私はただ、謝ることしかできなかった。