(一)この世界ごと愛したい




「リンがやりゃいいじゃん。」



かく言う私も今怒ってるので、ちゃんと加減できるか微妙ですけどね。




「……。」




けどさ?さっきハルのこと頼んでおいて怪我なんてさせられないよね?




「ほら、レン使え。」


「…本当にやるの?」


「お前も覚悟決めろ!相手はリンだし大丈夫だ!」


「俺死なない?」



アキトがレンに剣を貸してあげている。




…本当にやるのって私も思ってる。


もちろん死なせるなんてしないけども、そこそこ強いって情報が私を混乱させています。





「えーと。じゃあ、お願いします…?」


「はいはいどうぞー。」



とりあえず私はレンに先攻を譲る。



割とすぐに、レンが床を足で蹴って私に剣を振り上げる…んだけど。




「っ!?」


「……。」



止めどなく攻撃の手を打ち続けるレン。





ちょっと待って。










めちゃくちゃ強いんですけど!!!!!