(一)この世界ごと愛したい




レン強いの!?


初耳だしそんな風に見えないよ!?



てか、それなら本陣の守り多少手薄でもいいんじゃないの!?





「なんでそんな大事なこと言ってくれないの!?」



私の怒りが爆発する。




「…アキト。」


「俺は…事実を、言っただけだ。」



レンとアキトが荒れた私を見てボソボソ言ってる。




「作戦考えるこっちの身にもなってくれる!?」


「あ、姫…でも俺そんなに戦えないのは事実で…。」


「そんなにって、多少はいけるんでしょ!?」


「いや…ほんとに、全然…です。」



自分の目で確かめようと思った私は、るうにレンと打ち合ってみてと頼む。



「俺あんまり弱すぎると日頃の鬱憤で本気で斬るけどいいか?」


「ちょ…ルイ、ここは穏やかに…。」


「いやマジで。」



その温度感が意外と本気そうで。


ではアキトにと頼むと、アキトは加減を知らないから嫌だと言うレン。




こんな時に我が儘言うなよ!?