「それで?お二人さんは稽古の続きだっけ?」
二人に声を掛けると、面倒くさそうな顔をするるう。そして目を輝かせるアキト。
両極端な二人だ。
「二人はゆっくり打ち合ってていいよ。その間ちょっとレンと話してるね。」
「俺と?」
「少しだけいい?」
「…うん。」
私はレンと二人、本部の奥にある部屋に入る。
「…姫、さっきの本当の話?」
「さっきの?ノイン将軍の質問の話?」
「うん。」
「…ま、大体は本当。」
たぶんアキトは斬れないかなとは思うけど。
「俺が殺されたら君は怒ってくれるの?」
「…実際怒るというより、動揺するかな。」
「どうして?」
「どうしてって…。」
…どうしてってむずくない!?
私怒ってる時だけは感情のまま動いちゃうからなー。悪い癖なんだけども。
「私がレンを守りたいと思うことに、理由が必要なの?」
「…いや、やっぱりいいや。」
いいんかーい。
レンは本当に不思議だなー。

