「ご多忙の中、お集まりいただきありがとうございます。」
この場には、私とるう。そしてレン。
アキトとクロード将軍、ヨーク将軍、ノイン将軍の計七人。
「端的に進めますね。まず皆さんの情報を教えてほしいのと、さらに現時点での私の考える戦の展開を共有したいと思っています。」
「姫様。此度は全軍の指揮、軍略まで率先していただきこちらからも御礼申し上げます。」
クロード将軍が丁寧に私に礼を述べる。
「我がクロード軍は総勢約二万。基礎戦術においてこの場の誰にも引けを取りません。必ずやレン王子、そして姫様の勝利へ尽力いたします。」
真面目だね!?
もう少しリラックスしてくれていいよ!?
「相変わらずクロード殿は頭が硬い。私はヨークと申します。この歴史に刻まれるであろう戦に参戦出来ること、とても光栄です。私は他の任務で兵を使っているのでこの戦に派遣できるのは一万程度ですが、精鋭を集めて出陣いたします。」
賢そう…。
己の名を上げるために参戦するってことね。分かりやすくて良いですね。
「僕はノインです。まだ将になって間もなく、約一万の兵力ですが必ず姫様のお役に立ってみせます。」
もう可愛いって感じの男の子だ。
年齢に関しては自分のこともあるのであまり言えないけど、この若さで将軍となると将来有望だなー。
「…俺はいらねえなあ?」
「不要です。早速ですが私の見解をお伝えします。」
紹介は不要とアキトを切り捨て、私は足早に説明をします。

