何度も言うけど。
ぜっっったいタイミング間違えてる!!!
戦前に結婚式って、どんな気持ちでやればいいわけ!?
「そろそろ準備が始まって、当人達は忙しくなるだろうが。頑張れよー?」
「…あ、うん。そだね。」
アキトはそれだけ言って。
私の部屋から出て行きました。
「婚儀ってどれくらい時間かかるの?」
「宴まで入れると丸一日潰れるんじゃない?」
レンが教えてくれた。
こんな時に儀式だの宴だの、そんなことに時間割きたくないなー。
「三月十一日かー。」
「日付は覚えてたんだね。」
「あの中で一番馴染みがある日を言っただけだからねー。」
「そうなの?」
私のバースデーですから。
だからちゃんと覚えているんですよ。
「私の誕生日なの。」
「姫の…誕生日。そんな大事な日と同じ日でよかったの?」
「んー他にピンとくる日もなかったし。」
それにあの時は急だったし。セザール王の前だったし。正直こだわりないし。
いつでもいいっちゃいつでもよかったけど。
断じて戦前にすべきではなかった!!!

