(一)この世界ごと愛したい




私を優しいとレンは言うけど。


結局、そんな私を助けるべく声を掛けてくれるレンの方が優しいよ。




「もしレンが剣を抜くことがあっても、それは人を殺めるためじゃなくて、自分を守るためだと思って割り切って。」


「…そうだね。」


「そんなことにならないよう私も頑張る。けど相手が相手なだけに、実は私もちょっと自信ないの。ごめんね。」




情けない話だよね。


戦神とかアテナの化身なんて言われたって、私の守れる範囲は限りなく狭い事実。




でもでも。


何度も言うけど、アレンデールでの戦だったなら絶対にレンに剣は抜かせない自信あるけどね!?











「俺は、君のためなら剣を抜くよ。」