「るう、今日は終わりにしよっか。」
「…ああ。」
私はるうに稽古はやめて、部屋に戻ろうと促す。
「待てリン。」
「ん?」
「まずはレンの誤解を解いてくれ!!!」
部屋に戻ろうとする私とるうを、アキトが全力で引き止める。
あーそういえばその話か…。
「自分で蒔いた種だろ。」
「副将殿は…そうか。意気地なしだっけか。」
「ああ?」
「丁度いい!俺とやるか!!!」
アキトは突然剣を抜き、るうへ攻撃を仕掛ける。
「…るう五だよー?」
「え。」
ここでは五割の力でしかだめだよと釘を刺す。
なんとか五を意識して、アキトの相手をするるうだけど。
なんせ将軍だから、無意識に六は出てそうに見えるが。大目に見るか。
「姫?」
「レン?どうしたの?」
るうとアキトの稽古を眺めながら、私はレンとお話することになりました。

