「なんで?(やべ、警戒心が発動してる。)」
「…なんとなく。」
るうは少し考えている。
自分の部屋で寝るのなんて普通のことなんだけどね!?
「お前、俺にそう言う割にアキトには全然警戒してねえよな。」
「アキトは…あ、ハルに似てるから?」
「…へえ。(そんなチート特権ありかよ。)」
そこから、るうに散々説明をされて。
私を本当に心配した上での行動だったということを知ったため、そういうことなら…と。
丸め込まれた感もあるけど納得しました。
「るう不安にさせてごめんよー。」
「分かってくれればいいんだ。」
そう言えばエリクが来る可能性があることを、伝えておかねばと思い出した。
正直部屋で会うのは気が重い。
逃げ場はほしい。部屋だとエリクが帰るまで待たなきゃいけないし。

