いやいやいや。
だって戦前だよ!?
めちゃくちゃ大事な時だよ!?
結婚式どころじゃないんですけど!?!?
「…ん?と言うことは、エリクも他の将軍も婚儀に出席するってこと?」
「そうなるなあ。」
戦進めようにも役者は全員参加かーい。
「三分で終わんないかな。」
「花嫁が言うことじゃねえな。」
「どうせ花嫁なんて柄じゃないし。どうせまた良い見せ物になるだけだし。」
考えるだけで憂鬱だ。
どうせなら当日まで忘れていたかった。
「まあ、頑張れよ。俺は寝る。」
そう言って布団にゴロンと転がるアキト。
その自由さだけは素直に羨ましいよ、本当に。
「おいおいおい!?」
「え?」
私も布団に入ろうと思ったけど、アキトに阻止された。
「しまった。この問題が残っていた。」
「どの問題?」
「部屋は一つ、布団も一組。どうする。」
「どうもこうも普通に寝たらいいんじゃない?」

