そして、ふと思い出した。
昔アレンデールの城から抜け出して、一人で迷子になったことがある。
ちょうどパパは戦でいないから、ハルが私を必死に探して真っ暗な森の中で私を見つけてくれた。
その時もこんな風に、朝が来るまで二人で地べたに転がって過ごしてたなー。
つくづく、ハルとアキトは共通点が多いと思った。
「リン、大丈夫か?」
「なにがー?」
「寒くねえかって言ったんだよ。」
「私は大丈夫だよー。」
本当はめちゃくちゃ寒いけどね。
言ったところでどうしようもないしね。
手先や足先の感覚はあんまりないです!!!
「……あー俺はどうすれば…。」
なんかアキトが一人で呪文のようにブツブツと何か言っている。

