もうこの王には何を言っても無駄かと。 私は半ば諦めかけていた。 「…保証があれば良いのですか。」 「何?」 アキトが目を光らせて、王を見る。 「仮に姫が逃げようとしても、俺が姫を必ず王宮へ引き摺ってでも連れ戻します。もし姫を連れ帰る事が出来なかった暁には。 この俺の首を刎ねて下さい。」 昨日と同じ、変わらないその真っ直ぐな眼差しで。 アキトは王へ提案を投げ掛けた。