昨日はあれからアキトとちゃんと話せたんだろうか。
会うのは久しぶりだって言ってたし、積もる話もあるだろうと思ったけど。
「昨日はごめん。」
「え?なにが?」
「…君に色々頼りすぎだって、アキトに怒られた。」
「私は気にしてないよ。」
初陣のレンにいきなり指揮を取れなんて、難しいに決まってるし。
アキトの言わんとすることも理解はできるが。
「…俺、アキトが負けるの昨日初めて見たんだ。」
「あーそうなの?」
「君は本当にすごいよ。」
「名ばかりだけど戦神らしいからねー。」
私は自嘲気味に笑って見せる。
「昨日の君は、まるで舞い踊る蝶みたいで。本物の女神かと思った。」

