「…今日は天気いいなー。」
清々しいくらいの青空が眩しい。
どれくらい一人でいたのか分からないけど、私はただ呼吸をしているだけ。
この快晴はしばらく続くでしょう。
空気を感じて密かに天気予報。
「…あ。」
この屋上から王宮の入口が見えるんだけど。
その入口に、沢山の女の子に囲まれたアキトっぽい人が見える。
…本当に来てくれたんだ。
そして、すごい人気だなー。
と勝手に思っていた。
そしてまた、香る。
落ち着く香のような匂い。
「…レン、どうしたの?」
「姫が見えたから来てみただけ。」
どっから見えたんだよ。

