余裕綽々なアキト。
「おーし!どっからでも来い!」
「あ、いいの?」
先攻をいただいたので。
私はこの場で出し得る最速のスピードで、間合いを詰める。
「はっ…や!!!」
「さすがですねー。」
初手の剣は防がれてしまったが、やっぱり面白い人だなーと思う。
攻撃を繰り出されると、その剣は一刀一刀が重い。
…受けすぎると私の腕が持たん。
受けずに躱すことにした私と、攻撃の手を止めないアキト。
そして一瞬。
アキトの攻撃の手が荒れた時。
私はすかさずその剣を弾き、アキトの首に自分の剣を添えた。
「はい、じゃあ明日よろしくね。」
「なっ…!?」
「るう行くよー。」
「待て待て待て!!!」
本当に時間がない私は振り返らない。
るうを連れて本部を出る。

