あの王はどんだけ嫌われてるんだ。
しかし、ここは私も譲れない。
城の全貌を知らずして兵を配置なんて出来はしない。
「…嫌だ。」
「早速明日行こう。」
「おい、嫌だって。」
「一応レンも来てね。」
強行突破だ。
もう言い分は聞かん。疲れる。
「良い度胸だなあ?」
「…え?」
無視して話を押し進める私。
それを阻止するべく、アキトは剣を抜いた。
「武将らしく決めるか。」
「…乗った。」
こういうノリ実は好きなんです!!!
意外と広いこの本部だから剣振り回しても大丈夫な上、屋内なので本気を出しても誰かに見られることもないから問題ない。
「止めといた方がいいぞ。」
「あ?俺の心配か?」
「そりゃそうだろ。」
るうがアキトを止めているようだが、アキトは止まるような人ではない。
私も、一応持って来ておいた剣を抜く。

