「え。」
「…あ、ごめ…失礼しましたっ!」
私の馬鹿!!!
なにしてるのー!!!
アキト将軍は驚いてるし、るうは呆れてるし、レンは不思議そうにしてるし。
「あんた、名前は?」
「…リンです。」
アキト将軍に名前を聞かれ、大人しく答える。
「じゃあそう呼ぶな。俺もアキトでいい。」
「え!?」
「よろしくな、リン。」
その呼び方までも、ハルにそっくり。
「よろしく…お願いします。」
「普通に喋ってくれて構わねえよ?」
「いや…えーと。はい?」
とりあえず惚けて見るが、アキトはガハハと笑うだけ。
「おい。将だからって、姫を呼び捨てるのはどうなんですか?」
「お?番犬か?」
「誰が番犬だ。」
るうが噛み付く勢いで食ってかかる。
そしてもうどうでもよくなってきた私。たぶんこの人害はないと思う。
寧ろ絶対いい人だと思う。

