まだまだ問題は山積み。
とにかく兵力が集まったところで。どう分散さて、どう配置するかを考えたい私は急ぎ自室に戻ろうとした。
「姫さん。」
「あなたは先程の…。」
真っ先に手を上げてくれた将。
「と…久しぶりだなあ!レン!!」
私に声を掛けて呼び止めたかと思うと、レンの側へ行き背中をバンバン叩くこの人。
そう言えば知り合いいるみたいなこと言ってたっけ。
…こんな強そうな人だったんだ。
「アキト痛い。」
「お前は相変わらずだなあ!?」
アキトと呼ばれたこの人に私は改めてお礼を伝える。
「こんなべっぴんな姫さん嫁にもらって、それで戦の大将ときたか!お前も出世したな!!」
「…うるさい。」
完全に二人の世界だな。
よし、私は私の仕事をしなきゃならないし。ここはほっとこう。
軽く会釈をしてこの場を離れようと思った。
「あ、ちょっと姫さん。」
「はい?」
「あんたがこの戦指揮すんのか?」
「代わってくださるんですか?」
寧ろ代わってほしい!!!

