戦を望まないレンを戦場に引っ張り出して。
るうを焚き付けて傷付けて。
そして、ハルの誇りを踏み躙った。
…もう許す理由が何もない。
「るう。」
「基盤と駒と地図な。」
「うん。」
やれるだけのことはやる。
「あ、地図は拡大と縮小両方ほしい。この辺土地勘ないから。それと軍部に話通しておいて。明日行く。」
適当な返事をして、るうは早速仕事に向かってくれた。
さて、ここからはレンにお説教だ。
「レン。」
「うん。」
「もう何言っても遅いんだけど、戦の大将なんて容易に引き受けちゃダメだよ。」
「うん。」
私の言葉に、頷くだけのレン。
この人はちゃんと事の重大さを分かっているんだろうか。

