そんな願いが届くわけもなく。 王の帰還から数時間後。私の部屋のドアがコンコンと音を立てる。 「やっぱダメかー。」 「そりゃそうだろ。」 私はガッカリしながらドアを開き、訪問者の対応をすることにした。 「姫様、騎士様。陛下がお呼びです。至急、広間へお越しくださいませ。」 「…分かりました。」 私はるうと二人。 王の従者だろう者に連れられ、いつかのあの広間へ足を踏み入れる。