でも、るうが元気そうでよかった。
私はその想いが強くて、これを機に私もるうを抱きしめ返した。
「っ!」
「元気出た?」
「…はい。(何もかも元気です。)」
るうはパッと私を離し、起き上がる。
一息付く間もなく、朝の準備のためすぐ戻ると言い残し私の部屋を一時退室。
…忙しないな。
そう思いながらも、るうの温もりのあるお布団の中でまだまだぬくぬく過ごしました。
「あったかー…。」
もう一回寝れそうなくらいポカポカだ。
しかし少ししてるうが戻って来て私は叩き起こされるので、二度寝は叶わず。
「今日は書庫に行きたいのー。」
「はいはい。」
「それから少し王宮内を歩こうー。」
「情報収集か。」
全てを話さずとも伝わる。
流石るうさん。
「セザール王が王宮に戻って来る日とか、とりあえず分かればいいなーと思ってる。」
「それもそうだな。」
セザール王が帰って来て、エリクが王宮に帰って来てることを知ればその日にまた追い返そうとしてくれる可能性が高い。
と言うことは、セザール王が帰国する日がエリクのお願いを実行する日だ。

