「じゃあ、私そろそろ戻るねー。」
「うん。」
私は屋上を先に出て、自分の部屋に戻る。
るうの様子もまだ少し気になるけど、散々稽古した後だし休んでるかもしれないから、今日はそっとしておこうと思った。
部屋でシャワーを浴びて、そのまま読書に明け暮れた。
そろそろ書庫に行って新しい本を入手したいなと、考えながら私は気付けばそのまま眠ってしまった。
眠り始めてしばらくすると、部屋のドアが開く。
私は目覚めることはなかったが、るうがそっと侵入していた。
「…どこで寝てんだよ。」
本を読みながら、椅子に座ったままの私を抱き上げてベッドに寝かせてくれた。
そして私の寝顔をしばらく眺めながら、自分もそのまま横になる。
「リン…。」
私の名前を呟き、私を抱きしめながら。るうもそのまま眠ったようだった。

