「…るう呼んでくる。」
「……。」
もう私は諦める。
てか結構な疲労感だし、めんどくさくなってきた。
私はレンに背を向けるうの部屋へ歩き出そうとしたけど、出来ず。
歩き出す私を後ろから抱き締めて引き留めた。
止めたいなら普通に呼び止めるとか、せめて腕引っ張るとかにしてくれ!?
もう意味わからん!!!
「意地悪しすぎた。ごめん。」
「……。」
「本当ならさ。俺が君を送るのがセオリーなのにって、ちょっと子供すぎたね。」
つまり、本当はレンが私を送るべき場面で。私が無神経に送ると申し出たことが気に入らないと。
自分の正義感というかプライドが許さなかったってことか?
…今更!?
「レンは小難しく考えすぎ。」
「だって君は女の子だろう?」
「そうだけど、私がその辺の人にやられて負けると思う?」
逆に私の命を狙うこと自体、お相手が可哀想だなって私が同情しちゃうレベルだよ?
「俺にとっては、可愛くて大切な一人の女の子だよ。」

