(一)この世界ごと愛したい





そう言って、どこか儚く困ったように笑うレン。




「改めまして、ご結婚おめでとうございます。」



私とレンへ。


兵達が祝いの言葉を伝えてくれる。





…そう言えばそうだった。


私結婚のこと、ここ最近忘れてたよ。




「実にお似合いのお二人ですよね!」


「並んで見ると、もう美しい絵を見ている気分になります!」


「お揃いの金色の髪が何とも綺麗だ!」



言われてみれば金髪被ってるねー。


それにしてもめちゃくちゃに褒められ過ぎて、どんな顔をしたらいいのか分からない。




「姫様、どうかレン王子をよろしくお願いいたします。」


「あ…はい。頑張ります。」



このアンサー合ってるか?


とは思いつつもレンも何も言わないし、私に任せたレンの責任でもあると思います。




そんな感じで、質問コーナーを交えた兵士達とのお食事会は終了した。