再び隊舎へ戻って来た私とレン。
すんごいむさ苦しい男の人で溢れる隊舎で、みんなでワイワイ食事を楽しむ。
これで休みをあげたるうにご飯の支度をさせずに済んだ!ご飯抜き回避!!
「姫様は、初めて戦場に立たれたのはいつですか?」
「…十歳くらいだったと思います。」
「十歳!?」
勝手に行軍に紛れ込んだもので、後からパパとハルに死ぬ程怒られた苦い思い出だ。
「では稽古はどれくらいの頻度でなされてたんですか?」
「状況にもよりますけど、私が直接練兵するのは大体週に三回くらいです。」
「週に三回も!?羨ましい!!」
アレンデールの練兵は本当に血が流れるので、うちの兵はあまり喜んでたのかは正直疑問だけど。
それでも、希望者はいつも多かったな。
「レン王子も次は是非ご一緒にいかがですか?」
「俺はいいよ。」
「昔は稽古されてたと聞きましたが…。」
え?そうなの?
私も思わずレンに視線を向ける。
「父に言われて渋々ね。だけど俺には向いてないことは分かっていたし、父も徐々に諦めてくれたみたいだね。」
「いつかレン王子が戦場に立つことがあれば、我々が命を懸けてお守りします!」
「…可能性はゼロに等しいけど、ありがとう。」

