(一)この世界ごと愛したい




次にるうと稽古する時にちゃんと身体が動くように。


るうの練習にもちゃんとなれるように。



そして、私の回復のために。





「…次、お願いします。」



一人一人、丁寧に相手をしている。


次へ次へと順番を回していく。



まだ昨日より動ける感覚はあるし体も軽い気がする。要は調子はいい方だと思う。



そして半分に分けたとは言え、前回よりも人数は増えてるので丁寧にやると時間もかかる。


なので、私は一つ提案を申し出る。




「大体一周したので、ここからは五人ずつにしましょう。」




兵たちはざわざわしているが。


恐る恐る最初の五人が私の前に立つ。




「お互いの間合いに入らないように気を付けてください。」