それはもう大きな声で。
すると、続々と人が集まってくる。
…が。
「お、多い…ですね。」
前回は約三十人前後。
今日に限っては、その倍から三倍はいる。
「おい!前回参加者は譲れ!」
「何故だ!新参者はいらん!帰れ!」
「ふざけるな!お前等はもういいだろ!」
「貴様が決めるな!」
何やら揉め事の匂いもする。
レンは目をパチパチとして、不安そうに私を見る。
「…隊長はどなたですか?」
「あ、私です!」
お前も参加者に混ざってんのかい!!!
「さすがにこの人数だと、回すのに時間がかかります。彼等の待つ時間も無駄になってしまいますし。」
「そうですよね。失礼しました。私が選別いたします。」
参加者も少ししゅんと肩を落としてくれる。
…私は別に全員相手しないとは言ってませんが?
「二隊に割り振ってください。午前と午後に分けましょう。」

