「…じゃあ少し待ってて?」
そう言ってレンは再び薬草たちと向き合う。
私はその光景を見つめ、レンの作業が終わるのを静かに待っていた。
「お待たせ。」
「急かしてごめんね。」
「もう大体終わってたし気にしないで。」
レンと隊舎へ足を進める。
「それにしても、ルイ大丈夫?」
「本人は元気いっぱいだって言うんだけど、疲れてそうだったし。最近色々と頼みすぎたなーと思って無理矢理休ませたの。」
「なるほど。」
「大人しく寝てくれてるといいんだけど。」
そんな話をしながら隊舎へ向かう。
先日と同じ光景の隊舎の様子。だけど、レンと私を見つけた兵士がすぐ駆け寄ってきた。
「王子!姫様!おはようございます!!」
「お、おはようございます…。」
「今日も訓練してくださるんですか!?」
「お願いできれば嬉しいなと思ってるんですが、大丈夫そうですか?」
私がそう伝えると、目を輝かせてその兵は嬉しそうに隊舎へ向かって叫んだ。
「姫様訓練だ!!!希望者集合!!!」

