お風呂と部屋を隔てる一枚のドアの向こうから、まだ何やら言い合いをしている様子のるうとレン。
…もう、めんどくさい二人だな。
「…まだやってるの?」
「あ。」
いつも通りバスローブを羽織った私は、いつも通り部屋に戻ってきたんだけど。
るうが何故か焦り出す。
「こらリン!お前その格好で出てくるな!」
「え、なんでいつも通り…」
「今日はダメだ!」
私の言葉を遮り、私に着替えを押し付け再び脱衣所に押し戻された私。
…今日のるうは機嫌が悪そう。
大人しく着替え改めて部屋に戻ったら、レンが顔を真っ赤にして座り込んでいる。
「あれ、レンどうしたの?」
「お前のせいだ。」
「え!?」
「ってか頭くらいちゃんと拭いてこいよ。」
だって!いつもはバスローブだからそのままにしてるじゃん!
るうだって知ってるだろうに。
「あーもう。」
るうはタオルを持ってきて、私の髪を拭いてくれる。
「お前は少し恥じらいをもて。」
「るういつも何も言わないじゃん。」
「俺は免疫あるからいいんだよ。」
「免疫???」

