本当にすごい。
あのレベルの怪我を、本当に三日でなかったことにしてしまったレン。
この国は、本当に医療大国なんだと思い知らされる。
「すごいよレン様!さすが医術師だね!」
「君はまたそうやって…。」
「え?」
頭を抱えるレン。
「…あんまり俺を嬉しくさせないで。」
「ごめん?」
痣まで綺麗に治るなんて思ってなかった。
これだけの技術があるのなら、ハルも治せるだろうかと期待してしまう。
…私ももっと勉強しなきゃ。
「ねえ、姫。」
「んー?」
「動けなくて、たくさん我慢させてごめんね。」
どうしてレンが謝るんだ!?
寧ろこんなに綺麗に治してもらって、私は感謝の気持ちしかないのに!!!
「謝らないで?レン様は何も悪くないよ?」
「動けなくて君はすごくストレスだっただろうし、それに加えてオリビアはあんな感じだし。」
「だからレン様が気にすることじゃないってばー。」
「…実は昨日初めてオリビアに怒ったんだ。君を叩いたこと。その時にオリビアから、姫とオリビアどちらが大切なのかって聞かれて。」
オリビアさーん。
そんなことわざわざ聞かなくてもいいじゃん?
レン優しいからすごく困っただろうなって、私は同情しちゃうよ。

