(一)この世界ごと愛したい





恒例のお薬タイムを二度終えて、夜もすっかり遅くなった。


レンは部屋へ戻ることとなり、るうが送る。



朝から出掛けるということは、昼前には帰ってくるはず。エリクが来るのはそれより前…か。





「戻ったぞー。」



るうが再び戻ってきた。


るうに話してもいいんだけど、それで出掛けないと言われ剣が戻らないのは困る。




「お前今度は何考えてるわけ?」


「…明日は、二人から絶対に目を離さないでね。」


「ああ。」



私にはこれくらいしか言えない。




「なんか今日は眠いなー。」


「いつもより寝てねえからだろ。」


「確かに。お昼寝ゼロだもんねー。最近ずっと寝てたから夜まで起きてると眠いねー。」


「じゃあ俺も戻るから早く寝ろ。」




るうもそう言って、部屋を出る。



さあ、来たるべき明日を乗り越えるとしましょう。