考えても考えても、現状エリクの真意は見えてこないし。
とりあえず明日のことは忘れよう。
そしてみんなでお昼を済ませ、その間私はセザール王都の街の様子を聞いていた。
アレンデールとはまた違う食べ物や売り物が並んでいるという。
「明日はお土産よろしくねー。」
「何がいいんだよ。」
「おまかせでー。私が喜びそうなものしっかり見定めて選んできてね。」
るうとレンは今から悩み出した。
「リンが喜ぶもの?甘いもんか?」
「珍しい本じゃない?」
「あー、その手もあるな。」
商店が並ぶ場所ならば人通りも多いだろうし、滅多なことは起こらないだろう。
とにかく明日は、二人には出来る限り安全な場所にいてほしい。
オリビアさんに対する不信感も払拭できないから。
「リンは絶対に部屋から出るなよ?」
「はーい。」
「朝から行ってすぐ帰ってくる。」
「そうなんだ、気をつけてねー。」
本当に気を付けましょう。お互いに。

