どうやらるうとレンと出掛けたのが、彼女の中で非常に楽しかったようだ。
わかるわかる。お出掛けは楽しいよね。
「…お断りします。」
「何故です!?」
「先程も申し上げましたが、私はレン様に借しただけであなたに借したわけではありません。」
「もちろんレン王子も一緒に!それなら問題ありませんよね!?」
この子は一体何を言っているんだ。
そんなにるうと出掛けたいってことか!?
「…で?なぜお二人は黙ってるんです?」
私はるうとレンを見る。
るうは心なしか嬉しそうで、レンはげんなりしている。極端な二人だ。
「姫ごめん。俺は今朝のこともあったしオリビアには戻るように伝えたんだけど。ルイが明日も街に行くのを聞いてて、自分も行くって聞かなくて。」
「それで?」
「説得しても行けるまで動かないって言い張って。」
つまり、私にこの子を追い払えと?

