「遅かったね…って、あれ?」
「姫…ごめん。」
「オリビアさんもご一緒に?いらっしゃい?」
るうと一緒に戻ってきた。
レンとオリビアさん。
「今日は騎士様を借していただきありがとうございます。」
朝のビンタはなかったかのように、私に微笑んでお礼を言うオリビアさん。
…ただその言葉には私も思わず反応してしまう。
「お言葉ですが、あなたに借した覚えはありません。」
レンに借したのよ!うちのるうは!!!
「それは失礼しました。とても楽しい時を過ごしたもので、つい。」
さっきるうは喋ってないって言ってましたけどね。
楽しいの基準は人それぞれだもんね。楽しかったならよかったね。
なんでそれをいちいち私に言うの!?
「オリビア、いい加減にして。」
「レン王子!私はただ姫様と仲良くお話がしたいだけなんです!」
私はぜんっぜん楽しくないけどね!?
「私に御用なら伺いますけど。」
「また騎士様をお借りしたいんです!」
…はあ???

