(一)この世界ごと愛したい




そう呆れながらもういいと呟き、るうはレンのお迎えに旅立ってしまった。




すぐ帰ってくるかと思いきや、これがまた遅い。



なので、私も椅子に座って本を開く。


もうお昼の時間なのに、るうがいないのでお昼ご飯もお預け状態の私。



色々摘んで食べたので、そんなにお腹は空いてないんだけども。







「遅くなって悪い。」




そう言ってるうが帰ってきたのは、約一時間後だった。