「ちょっと赤いな。」
「ほんと?」
私の叩かれた顔を見たるうが、眉間に皺を寄せながら呟いた。
「オリビアさん、あれから大丈夫だった?」
「あー、レンと買い物できて嬉しそうにしてたな。俺は嫌いだから喋ってない。」
「え、嫌いなの?」
「お前なあ。」
てっきり三人仲良く過ごしてるもんだと思ってたけど、そうではなかったらしい。
「…リンを傷付けるなら、俺は誰だって嫌いだ。」
るうはそう言ってくれるが。
「言葉を返すようで悪いけど別に私傷付いてないです。」
「お前が殴られてんのなんか初めて見たぞ?」
「そうかもしれないけど別に痛くなかったし。ノーダメージですー。」
「そういう問題じゃねえんだよ。」

