お昼になって、お腹が空いた私は片足でぴょんぴょん跳びながら移動して朝の残りを摘んだり。お菓子を摘んだり。
一人の時間も大事だなと思いつつも、静かな部屋は少し寂しさを感じさせる。
ふと、窓を見ると雨はあがっていて。
レンの薬草畑に三人の姿を発見した。
るうとレンとオリビアさん。
あれから街に行って、用事を済ませて帰ってきたんだろう。
…あれから仲違いしてなくてよかった。
これでレンとオリビアさんが仲悪くなったら、私は悪くないとは言え申し訳なくなるところだった。
「…いいなー。」
私だって本当は街に行って、買い物をしたり美味しいものを食べたり、みんなでわいわい楽しく過ごしてみたかった。
アレンデールでも私は殆ど外には出られなかったけど、ハルがたまにこっそり連れ出してくれたのを思い出した。
『絶対に手離すなよ。』
『うん!離さない!連れてってくれてありがとう、ハル!』
基本的には、外出反対なハルだけど。
ハルが一緒に行ける時は、手を繋いで二人で出掛けたなー。
…それも叶わなくなってからは、アレンデールの街にさえ私は行けなかった。
でもそれは自業自得で。
ハルをあんな目に合わせた私にはそんな資格はないと、ずっと自分に言い聞かせていた。
「…ハル。」
私がこの国で、やるべきことを終えたら必ず帰るからね。
だから早く長い長い夢の世界から絶対に帰ってきてね。

