読みたい本も読めないし?
エリクの相手もだるかったし?
挙げ句の果てには喧嘩が始まって?
「レン王子は、私との約束を守ってはくださらないのですか?」
「約束した覚えはないけどごめんね。とにかく今日は無理。」
「レン王子ひどいですっ…!」
泣き出してしまったオリビアさん。
もう、私は自分の部屋でなにを見せられているんだろうか。
「…今日は、私も街へ使いを出す予定でした。せっかくなので三人で行かれては?」
「は?」
「え?」
るうとレンがすかさず反応する。
「雨もかなり収まってきましたし、問題ないかと思いますけど。」
「っ!」
「俺は君とここに…」
レンが話しているのをるうが遮る。
るうは私のあまりの機嫌の悪さを察知したのだろう。
とにかくレンとオリビアを外に出そうと動き出す。
「ちょ…ルイ、姫はどうするの?」
「今は自分の身を案じてください王子。早く行きましょう。」

